セミリタイアを目指している人必見の書籍を紹介します

セミリタイア
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セミリタイアを目指して娘と奮闘中のまやえです。

今からが梅雨の時期なのでしょうか。今日から来週の木曜日までずっと雨が続くらしいですね。自分としては、気温も低くなり引きこもる口実ができるのでありがたいかぎりですが。

さて、今回はいつものWordPress解説ではなく、自分がおすすめする書籍を紹介します。

セミリタイアを目指している人に、ぜひ読んでいただきたい書籍です。

みわち
みわち

この本は今の自分のおかれた状況を苦しく思っている人に読んでほしい本だよ

「社会人1年目クビ」からたった5年で「セミリタイア」を果たした僕のやっている ズルい努力

今回は、こちらの「「社会人1年目クビ」からたった5年で「セミリタイア」を果たした僕のやっている ズルい努力」を紹介します。

まず、どういった章で成り立っているのか見ていきたいと思います。

序章 底辺の僕を変えてくれた“ズルい努力”
・”正式ルール“の裏をかいて、僕は人生を変えた
・裏ルール1:「適性」はいらない、「戦略」を活かす
・裏ルール2:努力は競争を楽しむ“ゲーム”
・裏ルール3:「減点方式」で戦う
・裏ルール4:“逃げる”ことこそ最高の努力 ……

ここは、既に成功した体験談ではなく、もがき苦しんでいた時期から獲得された思想や結果などが詳細に記されています。人生の転機の前後を事細かに記載し、どのようにしたら自分もこの人生を変えられるのだろうかということを指南してくれます。

セミリタイアは、そうなる前も後も引き続き何かしらの努力をしなければいけませんが、努力の量というものが圧倒的に違います。

また、努力の種類も違います。私たちが考えている「がむしゃらな努力」ではなく、負担も少なくなおかつ生産性のある努力というものを、この本では説明されています。

1章【裏ルール1】「適性」はいらない――戦略の話
・自分が「鈍感になれる痛み」を強みにする
・すでに成功している人のデータを徹底的にパクる
・「撤退ライン」も決めておく ……

序章で大まかに説明した項目を、この1~4章では詳細に説明します。

わざわざ自分の技量・力量を適性ラインまで持っていこうとする努力は、私たちが世間一般的に考える努力のそれと同じです。ここでは、自分がいかに楽をするかの努力で、楽をする努力を楽に努力しようということなのです。

また、仮に失敗しても、ダメージを受けないようにする考え方なども教えてくれています。

2章【裏ルール2】努力は競争を楽しむ“ゲーム”だ! ――市場とニーズの話
・レッドオーシャンで「偏差値60」になる
・市場との相性は、「低次元の欲求」で確認する
・競争の「種類」と「回数」を増やす ……

ここれは、努力を義務と考えず、ゲームというエンターテイメントとして考えることを推奨しています。努力を義務とすると、目的と手段が変わってしまう恐れがあり、目的はセミリタイアの実現であるにもかかわらず、目的=努力にすり替わってしまうことがあり得るのです。

それを防止するためにも、努力はあくまで楽しむものであり、ここに気力の大半を使ってはならないという考えを示しています。

3章【裏ルール3】世の中は実力ではなく「減点方式」でできている――社会の真理の話
・この社会で評価されるのは「優秀な人」よりも「安定した人」
・成果主義という名のインチキゲームの裏をかいて勝つ方法
・このインチキ世界を生き抜くために、絶対避けるべきNGコマンド ……

ここでは、いわゆる「世間」が求める人間像と、それを逆手に取って他人を出し抜く方法を紹介しています。

上記にもある通り、世間が求めるのは優秀な人よりも安定した人なんです。心身ともに安定していて、適切なコミュニケーションがとれる人を欲しています。しかし、根底に技術者や知識人がいるからこそそういった人たちが光るわけであり、そういう人だけで構成される世界は実は異常なんです。

ここで、日本もだんだん成果主義に移行しつつありますが、どこまでいっても強いのは「コミュ力」のある人間です。いわば半分出来レース状態の社会の中で、あえてその考えをこっちが利用して勝つ方法を享受してくれています。

4章【裏ルール4】“逃げる”ことこそ最強の努力――ポジションの話
・悪魔の奴隷から幸福な主人に変わる
・合理的に逃げる
・「〇〇崩れ」でいい ……

悪魔の奴隷とは、内容を把握していない人でも=社畜のことであるとは想像しやすいと思います。

日本はブラック企業問題にあふれかえっています。ですから、日本国内でもずいぶん前から「セミリタイア」「副業」という言葉が流行ってきているのです。YouTubeでも、最近広告に「副業」関連のものが多くなってきたと思いませんか?

逃げるのは悪ではありません。敗北でもありません。成功のための必要経過です。それを、この書籍は説明してくれているのです。

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